ダイエット

肥満体質は本当に遺伝なの?遺伝子検査でわかるあなたの体質

kenbisozo23

乳幼児の時期に食べすぎから起こる肥満体質!

肥満体質には、子供の頃に過多に食事を摂りすぎて脂肪細胞が増えて起こるものと肥満遺伝子によるものがあります。

脂肪細胞が増えて起こる肥満体質は、子供の時期に必要以上のカロリー を摂り続けることにより形成されます。
人間の体には、体全体に多くの脂肪細胞があり子供の頃から菓子など甘いものや脂肪の多い食事を過多に摂る事で、この脂肪細胞がさらに増加し肥満体質の体を作り上げてしまいます。

脂肪細胞は、一度増えてしまうと減ることはなく大きく膨らんだ状態になり脂肪を貯めやすい体となって、体内に入ってくる脂肪を次々と脂肪細胞に貯めるため太りやすく痩せにくい体になってしまいます。

kenbisozo21

肥満遺伝子による肥満体質は本当なの?

次に肥満遺伝子よるものですが、β-3アドレナリン受容体の存在です。

β-3アドレナリン受容体は脂肪組織に存在していてアドレナリンの脂肪燃焼作用を脂肪細胞に伝える働きをするため、β-3アドレナリン受容体に変異があると肥満しやすくなると言われています。

β-3アドレナリン受容体遺伝子は、代表的な肥満関連遺伝子です。

両親からひとつずつもらう2つの遺伝子のうち、1つでも変異遺伝子であると変異のない人にくらべて、代謝量が一日当たり200 kcal近く低下するため太りやすいことがいくつかの研究からわかっています。

この遺伝子に変異がある人はダイエットをしてもやせにくく、この変異を考慮に入れたダイエット法が有効であるとされている。

ダイエット方法は遺伝子変異によって変えたほうが良いのか?

一方では、この遺伝子の異変がダイエット方法の違いに影響しないと東北大学大学院医学系研究科の臨床結果も出ています。

「適正減量を目標とする糖尿病予防教室に参加した肥満または耐糖能異常 のある中年期成人37人を対象に、β-3アドレナリン受容体遺伝子多型を解析 したところ、変異ありが12人、変異なしが25人でした。
同教室における遺伝子変異 の有無と介入前後の各因子の変化との関連を評価した結果、体重、空腹時 血糖値などのいずれの変化量も、遺伝子多型とは関連していませんでした。」

東北大学大学院医学系研究科の臨床結果より 、この遺伝子変異がダイエットを行った時の体重の変化に違いは無かったと報告されました。

ただ、他にもダイエットに関する遺伝子は3つほどありますので、これらも調べて総合的に見る必要があります。

主に見るダイエットに関する遺伝子検査はこの3種類

ダイエットの遺伝子検査で調べるのは、大体3種類です。(ハーセリーズ)(シーラボ)

★ADRB3遺伝子(β3アドレナリンレセプター)リンゴ型

kenbisozorng1
内臓脂肪のつきやすさと相関関係が認められる遺伝子です。
「内臓脂肪型肥満」の発症の遺伝因子です。

糖質の代謝が苦手なため、糖質で太りやすい特徴があります。ダイエットの効果が出やすいがリバウンドも早いです。
女性より男性に多い。ごはん、パン、あんこ、芋類の糖質を好む。

★UCP1遺伝子(脱共役たんぱく質1)洋ナシ型

kenbisozoyns1
皮下脂肪のつきやすさと相関関係が認められる遺伝子です。
「皮下脂肪型肥満」発症の遺伝子です。

脂質の代謝が苦手なため、脂質で太りやすい特徴があります。ダイエットの成果がなかなか現れない傾向があります。
ダイエットに悩む女性に多い。肉、揚げ物、洋菓子、ジャンクフードを好む。

★ADRB2遺伝子(β2アドレナリンレセプター)バナナ型

kenbisozobnn1
筋肉のつきやすさと相関関係が認められる遺伝子です。
「筋肉がつきにくく、一度太りだすとやせにくい」遺伝因子です。

たんぱく質が不足しやすく、筋肉がつきにくい傾向があります。太りにくい体質なだけに一度太ってしまうと、痩せるのは大変なタイプです。
男女比は半々。野菜や豆腐などのヘルシーなものを好む。

検査には、他にプラス2種類の遺伝子を検査するところもあります。(ハーセリーズ)

FTO遺伝子(rs9939609) (rs1558902)

脂肪量と肥満に関係している遺伝子で、「高カロリー嗜好派タイプ」の遺伝因子です。

まとめ

生まれてから死ぬまで、この遺伝子は変わることはありません。

又、幼少期から肥満であった人は脂肪細胞の肥大の可能性もあります。

これらの遺伝子や脂肪細胞に何らかの痩せない障害が潜んでいるのなら、ご自身がどのタイプ属するかを把握し生活全般を見直すことで見えてくるものがあるのではないでしょうか。

一度、自分の遺伝子検査を行って確認しておくのもダイエットへの近道になりますね。